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吹奏楽

【クラリネット】ブランク明けに楽器の調子が悪い時はどうする?ここだけは見ておきたい楽器の状態

ついにクラリネットをもう一度始めようと決意し、楽器ケースをひさしぶりに開けた時。ワクワクしますよね。

なつかしい楽器の匂い。
さあ、久しぶりにグリスをコルク塗って、楽器を組み立てて。

 

十数年ぶりに息を入れてみると、・・・鳴らない!もちろん吹けるけど、記憶に残っている自分の音色とは全然違う。

 

あぁ、これは息が足りていないからだ。まずは基礎練からだな。と思う方も多いかもしれません。

もちろん、楽器に息が入っていなければそもそも思うように鳴らないのは確かですが、楽器の状態でも鳴り方は変わってきますので、ブランク明けにはしっかりとチェックしておきたいものです。

 

ではまず何を見ればいいのでしょうか?

ブランク明けに、思わぬことで一気に鳴るようになった!という私の経験を交えてお話ししていいきます!

ブランク明けのクラリネットの調子が悪い時まずチェックすべきなのは?

まずは、タンポをチェックしましょう。

  • タンポが破れているところはないか
  • タンポが茶色っぽく変色しているところがないか
  • タンポがとれかけている箇所がないか

まず、やぶれている箇所がないか、全てチェックしてください。

私も部活で毎日吹いていた頃、タンポはよく破れました。

破れても練習があるからすぐに楽器屋さんに持っていけなくて、そのままだましだまし数日吹くこともありました。

 

全体をチェックする際、変色しているところがないかもチェックしましょう。

変色しているタンポはすでに弾力を失っていて、穴をしっかり防ぐことができなくなってきているからです。

 

部活で毎日バリバリ吹いていた時なら少々の息漏れがあってもびくともしませんでしたが、ブランク明けには、この少しの息漏れもしんどいのです。

 

また、とれかけのタンポがないかもチェックしておきましょう。

長年放置していた楽器なので、樹脂の劣化などにより取れかけている箇所があってもおかしくありません。

 

多くの人はクラリネットを専用ケースに入れて保管をしている思います。

長年その中に入ったままでも、カビなどが生えていない限り、ブランク明けだったとしてもそのまままたすぐ吹くことができます。

 

ブランク明けは息が続かないし、楽器鳴りも悪いのは仕方ない、と思う人も多いでしょう。

もちろん、ブランク明けの練習において、息を入れることがなにより大事だといっても過言ではありません。

 

でも、クラリネットを上手く吹くために一生懸命練習することはとても大切ですが、楽器の手入れはそれと同じくらい大切なのです。

タンポの前交換をする

もし何年ものブランク明けで久しぶりに楽器を吹くなら、思い切ってタンポの全交換をするのをお勧めします。 金額の目安はこちらです。

タンポ交換 1箇所のみ 1500円前後
タンポ全交換 35000円前後 

少々お値段は張りますが、これからまた末長く楽器を楽しみたいなら、また、1日でも早く綺麗な音色に戻りたいならタンポの全交換はしておいた方がいいでしょう。

タンポの前交換をすべき理由

クラリネットにはたくさんのタンポがついていますが、その役割は、ずばり楽器の穴を塞いで音を出すためです。

 

これが正常に機能していなければ、せっかく頑張って入れた息が漏れてしまうので、いい音は鳴りません。

 

タンポは消耗品ですし、ブランクがあればあるほど、劣化してしまいます。

私はブランク明け1ヶ月くらい練習した時点で、息もだいぶ戻ってきたのに、

「なんか、息が漏れてる感覚があるな・・・」

と思い、息漏れの感覚がする音で抑えるキーについているタンポを見ました。

 

中には、そこまで変色していない新しいタンポもありました。

でも、破れかけているものや、変色しているもの、弾力を失って硬くなってしまったものもいくつもありました。

 

そこで、破れているものだけを交換しに行ったのですが、リペアの人に

「年数が経っているから全交換した方がいい」

と勧められ、費用はかかるけど思い切って全交換しました。

 

リペアが終わって試奏したときに、いきの入り方がとても楽になったのをいまでも鮮明に覚えています。

そのくらいタンポの存在は大事だということです。

ブランクが長ければ長いほど、タンポ交換はおすすめです!

クラリネットの調子が悪い時はキーから異音が出てないかチェック!

ブランク明けに順調に練習が進み、運指練習などもし始めた頃。

「あれ?キーがやけにかちゃかちゃするな・・・」

と気になる人もいるのではないでしょうか。

 

普段のお手入れ不足でも起こりますが、ブランク明けで久しぶりに日の目を見た楽器はなおさら手入れを受けていません。

 

キーがガチャガチャいうのは、キーを動かした時に金属同士が直接擦れあってノイズが出てしまう音を言います。

一番音がするのはレジスターキーかもしれないですね。

 

細かい指回しが順調になればなるほど、「ガチャ! ガチャ!」という音も一緒に奏でてしまいます。

せっかくの演奏を邪魔してしまうだけでなく、キーがガタガタしてズレていると、ピッチも合いにくいです。

 

できれば楽器屋さんに持ち込んだ方がいいですが、オイルを定期的につけておくだけで防ぐことはできます。 懐かしい、と思われる方もいるかもしれませんが、あのキーオイルです。

 

これは楽器屋さんで買えます。 ただし、慣れていない方、楽器の調整に詳しくない方へはお勧めしません。

今度はオイルが詰まってキーの動きが悪くなることがあるからです。

 

無闇にいじって、余計に修理費用がかかるのは嫌ですよね。

さきほどお話ししましたタンポの交換で楽器屋さんへ出向く際に、リペアの方に聞いてみるのが一番です。

 

本来はネジを取りはずして少量のオイルをさすのがベストだからです。

ご自身でネジを取り外したりして、調整の経験がある方意外はやらない方がいいかもしれません。

 

ちなみに私は、同じバンドに所属している人にやってもらっています。

どこかの団体に所属していると、一人くらい詳しい人がいるものです。 そんな人に相談するのもありですね。

クラリネットがブランク明けでも調子が悪くならず長持ちさせる方法

クラリネットをはじめとした木管楽器は、湿度や温度の変化が苦手です。

日々のお手入れ次第で楽器を長持ちさせることは可能です。

 

経験者であればすでにやっている人も多いと思いますが、ブランク明けの時は意外と忘れてしまっていることもありますので念のためおさらいしておきましょう。

 

楽器の基本的なお手入れ方法は次のとおりです。

演奏時毎回:

  • 定期的にスワブをとおす(演奏後必須 & 演奏中、5分~10分に一回程度が目安)
  • 楽器をしまう前にはコルクグリスをふき取る:組み立て時にグリスを使ったら必ず。

気になった時だけ

  • クリーニングペーパーで水分を取る:やりすぎはタンポやコルクを痛めてしまうため、音孔部分の水分が気になった時程度にとどめる
  • キイにキイオイルを注す:月に一度程度目安。(慣れていない人は楽器屋が望ましい)

年に一回程度

全体のバランス調整(素人には危険。楽器屋が望ましい)

まとめ

ブランク明けの楽器が調子悪いのは、ずっと手入れもできていなかった分仕方ありません。

定期的にメンテナンスを行っていなかった分、大幅なメンテナンスが必要な場合が多いです。

 

少々費用はかかりますが、これからまた楽器を吹いていきたい!

と本気で思うなら、メンテナンスは行った方がいいでしょう。

 

私自身、費用はかかりましたが、見違えるほどキーも滑らかに動くようになったし、息もしっかり入るので管もよく鳴ってくれるようになりました。

 

自分の思うような音を出せるのは、吹いていてもとても楽しいですよね。

大事な楽器ですから、長く使えるようにメンテナンスは継続しておこなっていきましょう!

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